2009-09-05 Sat
『こあら』の商品はこあらナースさんの20年来の想いを形にしたものです。患者ご本人は勿論のこと、付き添いの方、看護師などの医療従事者の負担も軽くすることで治療環境が改善され、一日も早く病気が治ることを願って始めました。
なので、できることなら私達の商品は必要とする人がいつでも手が届く形で提供したいと考えています。
9月1日お店をオープンしましたが、私達の一番の課題は『値段』です。

例えば袖の縫い付けは、寝ているときの肌への刺激を少しでも抑えるためにフラットシーマーという方法で縫いつけています。フラットシーマーはベビー服や水着などで良く採用されている方法ですが、きれいに仕上げるには、裁断から縫製まで高度な技術が要求されるので、必然的にコストは高くなります。
「いつでも手が届く形」という私達の目標の中には、値段も手頃であることという意志が込められています。単に機能や品質だけを考えて作るのではなく、それを手頃な価格で実現するということは、私がカメラの開発をやっていた頃に諸先輩の方々から教えられたことです。
今は数量が少なく、コストダウンの原資は限られますが、数量が増えることで可能となる施策はたくさんあります。
多くの人に商品の良さを知ってもらい、少しでも早く手ごろな価格を実現したいと思っています。
※おことわり
フラットシーマーの説明で、写真入りで詳しい(株)ミヤモリさんのサイトにリンクさせてもらいましたが、私達が縫製をお願いしているのは(株)ミヤモリさんではありません。ご迷惑でしたらリンクを外しますので、ご連絡ください。⇒(株)ミヤモリさんのブログ

テーマ:よりより治療環境を考える - ジャンル:心と身体